■ 今日の日経平均株価
英国とEUが離脱後のFTAに関し交渉合意したことが好感され、東京市場も買い先行でスタートするも、海外投資家がクリスマス休暇に入っており、来週の大納会も控えて薄商いでほとんど動きなし。
■ 本日の取引 &保有株動向 &気になる銘柄
<あさひ(3333)>
大引け後に21年2月期3Qの決算を発表。業績が好調なのはわかっていましたが、併せて増配も発表してくれて素晴らしいクリスマスプレゼント🎄🎁になりました。
決算短信のポイントは以下の通りです。
1.2021年2月期第3四半期の業績(2020年2/21~2020年11/20)
- コロナ禍における3密にならない移動手段として自転車需要が高まっているという外部環境の追い風に乗って、スポーツサイクルや電動アシスト自転車、子供用自転車などの販売が大きく伸長。
- 売上は、通期計画660億円に対し、進捗率83%の547億円。
- 営業利益は、対前年151%の大幅増で、通期見込み60億円に対し、進捗率115%と超過。
- 経常利益も営業利益同様、通期計画62億円に対し、進捗率117%と大幅超過。
- 但し、営業利益/経常利益ともに超過しているものの上方修正はなく、据え置き。
2.配当の状況
- 好調な業績を背景に、増配を発表。前年の18円→28円と+10円の嬉しい増額。
3.経営成績に関する定性情報
- コロナ禍で、経済活動が制限され、企業活動や個人消費が鈍化。5月下旬の緊急事態宣言解除後は、徐々に経済活動が再開され回復の兆しがあるも、感染再拡大により終息時期の見通しが立たず、依然先行きは不透明。
- その中で、「3密」を回避する手段の一つとして自転車がクローズアップされ、需要は増加。また外出制限による運動不足解消の手段としても注目されている。
- かきいれどきの4月は緊急事態宣言による自主休業や営業時間短縮したことで苦戦するも、宣言解除後の6月以降は絶好調で2Qで挽回。3Qも好調は継続。
- スポーツサイクルや電動アシスト自転車といった快適性を追求した商品や外遊び目的としての子供用自転車などが大きく伸長。
- PB商品の電動アシスト自転車「オフィスプレスe」を10月下旬に新発売。ターゲットは、通勤手段として自転車を利用する社会人。通勤に快適な装備の充実、スーツ姿にもフィットするスタイリッシュなデザイン(2020年度グッドデザイン賞受賞)が特徴。
- 店舗数:直営店467店舗+FC店19店舗=計486店(関東地域9店舗/近畿地域1店舗を新出店、九州地域1店舗を退店)
個人的には自社株買いを発表するのではないかと思っていましたが、結果は増配でした。自社株買いの方が中身が変わらくても見かけのROEを良くできるので私の嫌いなROE経営にこだわる経営者なら配当よりも自社株買いを選ぶと思うのですが、配当を選ぶ点でもあさひが好きになりました。
上記の通り、素晴らしい決算内容&増配発表でしたが、コロナ以降、レーザーテックのように好決算でも株価が下がったり、逆に決算イマイチでも悪材料出尽くしで株価が上がったりする場合もあるので、来週の株価もどうなるかわかりません。
とはいえ、あさひはしっかりと利益を出して、確実にCFを生み出していますし、企業価値が上がっていくこことは間違いありません。なので、一旦下がろうが気長に上がってくるのを待とうと思います。
と言いながらも、月曜日爆上げして今年の累損を少しでも減らすことが出来たらいいなとも思っています。2020年の取引となるのは28日約定分までなので、月曜ワンチャンスで楽しみにしてます。
■ 20年12月25日(金) 保有資産15,111,606円(+1,111,606円)