■ 今日の日経平均株価
東京市場は、祝日(文化の日)でお休み。
米国は祝日でないので、いつも通り開いてましたが、大統領選挙前日にも関わらず反発し大幅上昇したようです。中国やユーロ圏のPMIの改善、及び米国の10月ISM製造業が2年ぶりの高水準となったことを受けてとのことですが、普通の感覚なら先行き不透明な大統領選挙を前日にして、一旦売却し様子見となるような気がするのですが、どうしてこんなに上げるのか理解出来ません。株は本当に難しいです。
また現時点(11/3 20:00時点)、日経平均先物は+130円、NYダウ先物も+399㌦となっており、全く下がる気配がないのですが、なんでなのでしょうか??株は本当に本当に難しいです。
■ 本日の取引 &保有株動向
<エムスリー(2413)>
先週金曜日に21年3月期2Qの決算発表があり、好調な業績を受けて昨日株価が上昇しましたが、売上高が1,300億円を超える規模になったにも関わらず非常に高い成長率を示しました。(以下、決算説明資料から流用抜粋)
- 上期の実績が対前年で+22%というだけでなく、営業利益は+45%とこの規模の会社としては非常に高い成長率となっております。また営業利益は、本業の稼ぐ力だけ見れば+61%とちょっと信じられない数字となっています。
- 営業利益の伸びは、主に製薬会社の需要拡大によるものです。この伸びが非常に大きいので、コロナによるマイナスインパクトを完全に飲み込んでいます。
- 具体的には、「関連ニュースの集中配信」、「未知のウイルスに対しての医師コミュニティ内の情報交換の増加・Webセミナー」等の効果により医師向けの情報ポータルサイト「m3.com」へのアクセス数が前年比で約1.5倍へ増加しました。
- また、製薬会社のDX構造変化が急速に進展中で、製薬会社は病院から感染拡大を防ぐためにMRの訪問を自粛するように要請されているとのこと。そのため、エムスリーのサービスを活用したマーケティング支援の需要が急増し、上期受注は前比の2.5倍以上に増加となっております。
- 今回のコロナ影響により、エムスリーは医療現場での情報インフラとしてのポジションを盤石のものにしつつあるように感じます。
- また内容はよく理解出来ないのですが、AIプラットフォーム事業というものも開始しており、11月からは新たにオンライン診療サービス「LINEドクター」を開始予定です。これらの新サービスがどの程度業績に寄与するのかは今のところなんとも言えませんが、会社の規模や時価総額は大企業と同等のレベルとなってしまいましたが、新しいことにどんどんチャレンジするベンチャー気質を現在も維持し続けていることを感じます。
- 2018年3月期まではベンチャーならではの非常に高い成長率で事業拡大してきましたが、この規模になってもさらに今までと同様の成長スピードを維持する予定とのこと。普通ここまで大きくなれば成長率は落ちていくものですが、現時点の実績を見る限り今後も高い成長率で事業拡大をしていきそうな期待をしたくなります。
- 現在の株価は割高だとは思いますが、将来的には業績が追い付いていって適正なレベルになるかもしれません。とりあえず現在保有している100株を大納会までは保有し続けようと思っていますが、決算説明資料を見ていたら改めていい会社だなと感じましたので、もう100株購入してもいいかもと思い始めました。もしも、現在保有する100株の含み損が-10%を超えたらもう100株だけナンピン買いするかもしれません。
■ 20年11月3日(火) 保有資産14,736,831円(+736,831円)
※今日は祝日で株式市場はお休みだったため、変動なし。明日は場中にアメリカ大統領選挙の情勢が判明しますので、株価がどのような動きをするのかドキドキです。