■会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方 – 渡部 清二 (著)

週末は株式市場がお休みなので、過去に読んだお勧めの本を紹介します。

■会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方 – 渡部 清二 (著)

エミンユルマズさんは、Twitterを始めて知った方なのですが、トルコ出身で野村證券で働いていたこともある非常に面白い経歴の方です。

  • 1996年国際生物学オリンピック優勝
  • 2004年、東京大学工学部化学生命工学科卒業
  • 2006年、東京大学新領域創成学科修士課程修了
  • 同年、野村證券株式会社入社、企業情報部に配属、M&Aアドバイザリー業務に従事
  • 2009年、同社・機関投資家営業部配属
  • 2010年、同社・外国株式営業部配属
  • 2014年、野村證券退社
  • 2015年、四季リサーチ株式会社入社
  • 2016年、複眼経済塾株式会社、取締役・塾頭に就任

(資格・受賞・所属団体)
トルコ国立報道機関アナトリアンエージェンシー・専属アナリスト、日本語能力試験一種、ジャパンオープン・ポーカープレイヤーズ・チャンピオンシップ2019優勝

 

国際生物学オリンピックで優勝している頭脳派の方が、かつてノルマ証券、ヘトヘト証券とまで言わることもあった体育会系のザ・日本企業の野村證券の営業部で働いていたというだけで、誰でも興味を持つのではないでしょうか?

そして、そのような人材を取り込む野村證券の懐の深さにも脱帽です。特に上司になる方は、そのような部下をどのように指導するか非常に難しいと思います。なめられてはいけないけど、かと言って気を遣いすぎて腫れ物に触るように扱ってはせっかく会社が採用した人材を活用出来ない可能性もあるし、大変だと思います。

 

この本の著者の渡部さんは、そのエミンさんの野村證券時代の上司の方で、野村證券時代から、20年以上四季報を読破してきており、初心者にもわかりやすく、四季報を活用するコツを教えてくれています。

 

この本の中で、渡部さんは、テンバガー(10倍株)を見つける4つのポイントを挙げています。

  1. 成長性を示す「増収率」が高い
  2. 稼ぐ力を示す「営業利益率」が高い
  3. オーナー経営者で筆頭株主
  4. 上場5年以内

また割安株かどうかを判断する指標としてよく使われるPERは、低いと本当に割安で良い株なのかについてや、相場が大きく下落した時の銘柄選別等、勉強になる話がたくさんありますのでおススメです。

 

<社会人生活と上司>

ちなみに、渡部さんとエミンさんの素敵な関係は以下の動画でお二人がお話されていますが、こういう話を聞くと、社会人って、どこの会社に入るか、またその会社で誰が上司になるか、どのような同僚・部下と出会うか、ということは会社員生活の非常に重要な要素を占めると思います。

youtu.be

エミンさんも大学院までの華麗な学歴と実績があれば、どこの会社でも入れたと思いますし、野村證券に入らなければ、渡部さんに出会うこともなかったかもしれません。

ということで、これから就職する方は、就職したいランキングに入っている会社(=広告宣伝費が多いB to C企業)や親や知人からすごいねと言ってもらえる会社を選ぶのではなく、実際にインターンとして働いて、一緒に働く社長、上司、同僚に魅力的な方がいる会社を選ぶのが一番ですね。

とはいうものの、大きな会社であればあるほど、配属先がどうなるかはわからないので、そのような魅力的な人が上司や同僚になる可能性は小さくなってしまう別の問題もあるのですが、、、、 

 

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