KDDIの株価下落が止まらない

週末は株式市場がお休みなので、先週頻繁に取り上げられていた携帯料引き下げの件で感じていることを書かせて頂きます。

 

■ KDDI(9433)の株価下落が止まらない

先週月曜に損切りしたKDDIですが、私が売った後も株価は下落し続けています。

金曜日も菅総理が、武田総務大臣を呼んで、携帯料金の引き下げを指示したとのニュースが流れてましたが、携帯キャリアは狙い撃ちされているようで、ちょっと気の毒です。

電波は国のものだから携帯料金はもっと安くすべきなんてことを言っている人もいますが、携帯基地局への投資は国が負担しているわけではなく、各キャリアが自社で設備投資をして保守メンテもやっているわけで、その分の投資を携帯料金から回収するので高くなるのは仕方ないのではないかと個人的には思います。

 

■ 武田大臣の発言 

菅総理との会談の後の武田大臣の記者会見は、高い携帯料金を払っている消費者のための正義の味方アピールに見えて、あまり気持ちのいいものではありませんでした。

武田大臣の発言は、以下の通りですが、

  1. 100%やる。出来る出来ないでなく、やるかやらないかの話
  2. 1割じゃ改革にならない
  3. 健全な競争市場原理を導入する
  4. ドイツ・フランスは70%下げているのだからやればできる

この発言を聞いて私が感じたことは以下の通りです。

1、2➡やるかやらないか、やるにしてもどの程度の値下げをするか決めるのは、3大キャリアの経営陣がそれぞれが判断することで、大臣が決めることではない。権力の乱用に感じる。

3➡格安スマホもあるんですけど。。。

4➡それぞれの国で競争条件や経営環境が異なると思うのですが、、、やればできるって昭和的な精神論でやれば出来るとか言われても。。。もう少しロジカルに出来ると考える理由を説明して欲しいものです。

 

■ 健全な競争市場原理の導入? 

そんなに3大キャリアの携帯料金に不満があれば格安スマホという選択肢もあるわけで、健全な競争市場原理がない状況とは言えないと思うのですが。。。私はかつてauだったのですが、3年前に格安スマホに買えました。携帯料金は1/3になりましたが、品質・サービスレベルは何も変わりません。

 

■ 年間約10万円の節約

奥さんも一緒に格安スマホに変えたので、毎月6,500円×2人=13,000円だった携帯料金が、今では毎月2,000円×2人=4,000円になったので、毎月9,000円の節約です。年間にすると108,000円なのでかなりの金額です。

国民に選択肢がないからという理由での値下げ要求なら分かるのですが、3大キャリアの信頼性とか安心感、ステータスを求めるユーザーが格安スマホではなく、好きでその金額のサービスを選んでいるのだから国がとやかく言うことではないというのが個人的な意見です。

 

■ 傲慢経営のツケ ?

とは言うものの、今まで料金プランをわざと複雑にして分かりにくくしたり、有料のオプションをデフォルトでつけたり、都合の悪いことは超小さい文字で注記にしていたり、意味がよくわからない2年周期でしか違約金無しで解約できない2年縛りなど、消費者から少しでもお金を巻き上げようとしてきた携帯キャリアの姿勢にも問題があったも思うので、自業自得な気も若干します。

 

まあ、私は格安スマホを使い続けるので正直値下げしてもしなくてもどちらでもいいですが、とりあえず早めに損切りして損失を少なく済ませることが出来たので良かったです。

 

 

SBI証券[旧イー・トレード証券] SBI証券[旧イー・トレード証券]