■ 本日の取引
今日も売り買いともに材料乏しく、売買代金は約1.7兆円と昨日同様薄商い。今日の夜、FRBのパウエル議長のジャクソンホール会議での講演があるとのことで全体的に様子見だったようです。今朝、中国の人民解放軍が26日に中国本土から南シナ海に向けてミサイルを発射したとの報道あり。米国偵察機に向けての威嚇とのことでしたが、多少は日経平均に影響あるかと思ったのですが、あまり影響なかったようで、前日比-82円。
米中対立激化の懸念から日経平均が下がったとか言っている時もあれば、今日のようにミサイル発射してもあまり反応なかったりと、株式相場は何に反応するのかよくわからなくなってきました。もしも今日株価が下がっていたらミサイル発射による米中対立激化懸念が理由になってたんだろうな、たぶん。
エレコム(6750)は、本日ほとんど動きなく、終値は前日比-5円の4,980円。4,950円でナンピン買いの指値を入れておいたのですが、残念ながら約定せず。
■ エレコム 21年3月期1Q 決算発表資料
- コロナ影響によるテレワーク普及に対応した周辺機器販売増等プラス効果により量販店販売減等のマイナスインパクトを吸収し、売上・営業利益ともに対前年増加。
- 売上の変動分析ですが、外出自粛による外で使用する周辺機器のマイナス(②、④)はあるものの、テレワーク関連特需のプラス(①、③)、現在力を入れているヘルスケア関連(⑤)がウイルス対策で伸長し、対前年+13億円。
- 営業利益の変動分析ですが、売上が増えたことによる規模増影響が大きく、マイナスを吸収し、対前年+7億円。
- 販路ですが、売上の半分約5割は量販店経由です。残りの約2割は、通販・新規(生活雑貨店等)、約3割はエレコムが注力するB2B。
- かつてパナソニック立て直しのために津賀社長が就任した際に、今後はコア事業をB2CからB2Bに大きく変えることを宣言してましたが、その際に「B2Bの矢は一度刺さったらなかなか抜けない」と言ってました。エレコムも3割は安定的な法人からの収益があるのでリスク分散出来ていて安心です。
- 未定としていた21年3月期の業績予想も今回発表されています。非常に期待出来そうな数字なので楽しみです。
- ROEをデュポンの公式で分解して示しており、自社株買い等で自己資本を減らして調整しているわけでなく、しっかりと利益率を上げてROEを改善していることが理解でき、好感が持てます。
以上、エレコムの1Q決算説明資料を見る限り、やはりいい会社だなーと改めて思いました。多少利益が出たらまた利食いしてしまうかもしれませんが、買ったり売ったりを繰り返し長いお付き合いをしたい銘柄だと思ってます。
■ 20年8月27日(木)時点 保有資産13,259,422円(+1,259,422円)
保有株数 | 取得単価 | 現在値 | 評価損益 |
6750 エレコム | |||
200 | 4,953 | 4,980 | +5,400 |
保有株式 評価損益合計:+5,400円(+0.55%)