■ 本日の取引
前日の米国株は、NASDAQが4日連続で上昇し、史上最高値を更新。東京市場もこの流れを受けて、また為替も106円台で円安方向に進んでいることもあり今日も大幅上昇。と専門家は後講釈で説明していましたが、結局は先週下がり続けて買いたがっていた人達が昨日に続き、今日も買いまくったというだけだと思います。
そんな中、マークラインズ(3901)が昨日大引け後に20年12月期2Qの決算発表をしたのですが、市場の期待を大きく裏切ったということで本日ストップ安。業績の内容的には全然問題ないと個人的には思うのですが、市場がグロース株に求める期待は、はるかに高いようです。
ということで、下落中に1,978円で2,000株購入。終値は前日比-495円(-20.37%)の1,935円とほぼストップ安。
以下、マークラインズの決算発表資料からの抜粋引用です。この内容でストップ安はないと個人的には思います。結局、決算内容が良いか悪いかではなくて、市場の期待に応えているかどうかで株価は変動するから難しいですね。
- この世界自動車販売台数の落ち込みはスゴイですね。このような状況下で、連結売上高は、13億円(前期比+9.1%)とそこそこの伸び。連結営業利益も4.5億円(前期比+2.3%)と、コロナ影響の中、しっかりと利益を確保し、対前年では伸びているので十分評価されていい内容だと思うのですが、、、
- 基幹事業の情報プラットフォーム事業は売上、利益ともしっかりと伸ばしています。今後力を入れていくといっていたコンサル事業・人材紹介事業は、コロナ影響が大きく対前年マイナスですが、売上・損益の構成比から言えば、大部分を占める情報プラットフォーム事業がしっかり成長しているので将来性に不安はないと思います。
- 既存契約のキャンセル要望が入っても対前年プラスは素晴らしいと思うのですが、、、
- この事業セグメントは、コロナ影響をモロに受けるところだから仕方ないですね。売上構成比が小さく、かつこれ以上悪くなることはないような気がするので、問題ないと思います。
- コロナ影響があるにも関わらず、全世界で対前年プラス。この内容に不満がある方が不思議です。
- 最近円高が進行しているので、1㌦=108円という想定為替レートは若干気になりますが、通期業績予想は、2/13のものを据え置きということなので、下方修正したわけでもないのにストップ安になってしまったら会社としてもお手上げですね。
以上が決算発表資料の主要なスライドですが、この内容を見る限りそこまで悪い業績だとは思えません。規模が大きくないので、もう少し高い成長率を期待していたのかもしれませんが、コロナという未曽有の事態の中で、しっかりと利益を確保し、対前年で伸長している点はもっと評価されてもいいのではないかと思います。
今日パニック売りした投資家が、明日以降、冷静になって買戻しに入り株価がV字回復していくことを期待します。
ちなみに私は、マークラインズの理論株価をDCFで1,750円前後と見ています。そのため、下がっても後-200円かなと思っているので、明日以降下がったらナンピン買いします。
■ 20年8月4日(火)時点 保有資産12,893,898 円(+893,898 円)
保有株数 | 取得単価 | 現在値 | 評価損益 |
3901 マークラインズ | |||
2,000 | 1,979 | 1,935 | -88,000 |
保有株式 評価損益合計:-88,000円(-2.22%)