伝説の投資家 ピーター・リンチの”株価についてよく聞く多くのバカげた話”

週末は株式市場がお休みなので、過去に読んだお勧めの本を紹介します。

■ ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け – ピーター リンチ (著), ジョン ロスチャイルド (著)

毎週、ピーター・リンチの「株で勝つ」の話ばかりしてますが、株の動きを説明するバカげた話(実際はそんなことはないのに、皆なんとなくそのように考えている話)についても記載があり、自分も思い当たることが多々あったのでご紹介します。

 

1.もうこんなに下がったのだからこれより下がりようがない

原則として株価がどこまで下がるかということにルールなど一つもない。私もレーザーテックの株価が下落していたので、これ以上下がらないと思ってナンピン買いし続けたら4回もナンピン買いしてしまったという苦い思い出があります。。。

 

2.株価が底値にきたら、それとわかるものだ

下落している株を底値で拾おうというのは、落ちてくるナイフを素手でつかむようなもの。ナイフが地面に突き刺さり、しばらく揺れ動いた後、しっかりと止まってからつかむのが正しいやり方である。

 

3.こんなに株価が上がってしまって、これ以上の上値などあるはずがない

レーザーテックはどこまで上がるんだろう。ブログを始めた5/7時点は、7,500円だったのに、2か月後の昨日7/3時点では、10,320円まで上昇。まだ上がるのかな??

 

4.わずか三ドル。何を失うというのだろう。

100万円分の投資資金で、安い株を買っても高い株を買ってもどちらもゼロになってしまえば、全てを失うことに変わりはない。

 

5.結局、株価は戻る

ブログを始める前ですが、長期間サンリオ(8136)の株が塩漬けになったことがありました。。。2016年頃に一時4,000円を超えていた株価が下がり始め、2,500円を切ったくらいで買ったのですが、その後も下がり続け、ずっと2,000円前後を行ったり来たり。。。結局、含み損を解消できず損切りしてしまいましたが、いまだに株価は戻っていません(7/3終値1,653円)。もっと早く損切りして、貴重な資金と時間を有効活用すべきでした。

 

6.夜明け前はいつも一番暗い

2月末に三菱地所の株価がコロナ影響で2,100円くらいから200円ほど下げて1,900円くらいになった後に、3月上旬にもう一段階下落して1,600円を切ったことがありました。それが夜明け前からと思ったら3月中旬に再度大幅下落し、結局一時1,291円まで下がったことがありました。ピーター・リンチ曰く、「”夜明け前はいつも一番くらい”というのはときには本当だろうが、その他のときには”真っ暗になる前がいつも一番暗い”」のだそうです。

 

7.10ドルに戻ったら売る

落ち込んだ株は、戻ったら売ろうと決めている線まで戻ることはない。サンリオ株が塩漬けになった時は、まさにそうでした。

 

8.何を心配することがあろう。保守的な株はあまり値が動くことはないのに

私は買ったことありませんが、東北大震災前に東京電力の株を買っていた方は、まさかこんなことになるとは思っていなかったでしょう。

 

9.何かが起こるには、もう時間がたちすぎている

何か素晴らしいことが起こるのを待ちくたびれて、その株を手放した途端、翌日、その素晴らしいことが起こったりする。これは、結果的に株価が上昇すればいいけど、そのまま上がらずに塩漬けになって時間を無駄にするリスクもあるし、難しいですね。

 

10.得べかりし利益、なぜ買わなかったのだろう

誰かが利益を得たことを自分の損失と考えてはいけない。そういう考えだと、その機会損失を取り戻そうと、買うべきでない株を買って本当に損をすることになる。

 

11.これは逃してしまったが、次は捕まえよう

株価が上昇した株を持っていなかったからといって、何も損をしたわけではない。機会損失を取り戻そうと、株価が上昇した株の類似株を購入したりしないで(たいてい損する)、高くても本命のよい会社を買う方がよい。

 

12.株価は上がったのだから正しかった。下がってしまったから間違っていたのだろう。

デイトレーダーでもない限り、短期の株価の変動で騒ぎまくるのはナンセンスとのこと。

 

尚、過去のブログでのピーターリンチの話は以下ご参照下さい。

 

 

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