カイジ 「命より重い! 」お金の話

週末は株式市場がお休みなので、過去に読んだお勧めの本を紹介します。

 

■ カイジ 「命より重い! 」お金の話  – 木暮太一 (著)

この本は、マネーリテラシーを身につけましょう、というのがメッセージで、生きていくために知っておいた方がいいお金のことがたくさん書かれています。

中でも私が共感したのは本の後半部分に書かれていた部分です。今の日本では20代~40代で85%の人が「将来に経済的な不安を感じている」とのこと。まあ、私もそれがあるので株式投資をして退職後のお金を稼ごうとしているのですが、不安を解消する一番の方法はお金を貯めることではなく、”働き続けられる能力”を身につけることだと言っています。ここで重要なのは、働き続けられる能力というものが資格を取ったり専門性を高めて仕事を得るということではないのです。外部環境が変わってその能力が役に立たなくなる可能性もあるからです。外部環境が変わっても、その環境に適応し、どんな仕事をしてでも生きていける自信を身につけることが大切です。”変化を怖がらない人材”であれば、どんな状況でも生き残り、経済的な不安を解消できます。

2020年1月に亡くなられた米ハーバード大学経営大学院のクリステンセン教授が提唱したイノベーションのジレンマも、まさに変化することを恐れる大企業が新興企業に淘汰されていくのだと思います。大企業が保有する内部資源(ヒト・モノ・金・情報)が使えなくなるため組織慣性が働き変化への抵抗が生まれ、また長年かけて築き上げた市場ポジションを失いたくないために変化することを嫌がり、結果、企業規模では負けるはずがない新興企業に負け、市場から淘汰されてしまいます。これは大企業だけでなく、人間にも当てはまります。歳を取れば取るほど変化を嫌がりますし、長年築き上げた財産や知識、経験がなまじあるために変化できなくなる傾向があるので、40代の私も要注意です。

いろいろ考えるきっかけになると思うのでぜひ一度読んでみて下さい。読みやすいので2~3時間で読み終わります。

 

 

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