経営センスの論理 – 楠木 建 (著)

今日も祝日で株式市場がお休みなので、過去に読んだお勧めの本を紹介します。

■経営センスの論理 – 楠木 建 (著) 

以下、面白かったトピックと個人的な感想です。

<スキルだけでは経営できない>

スキルというと、ファイナンスのスキルとか会計スキル、プレゼンスキル等あげていけばキリがありませんが、これらは全て担当者のレベルで必要になるものであり、これらをいくら鍛えたところで、優れた経営者にはなれず、スーパー担当者(=代表取締役社長担当者)になるだけと楠木さんは言っています。

これに当てはまる日本の大企業の雇われ社長は多いのではないかと思います。自分の担当業務を粛々と真面目にこなしていたら、いつのまには出世のゴールの社長になっていたというパターンです。

ソフトバンクやファーストリテイリング、日本電産がなぜ業界で存在感を示しているかというと、やはり経営センスのある創業社長が第一線で自ら会社を引っ張っているからなのではないかと思います。たぶんセンスがなければ、ここまで大きくなる前に潰れてしまっていたのではないでしょうか。

また、お家騒動の結果、経営状態がボロボロになってしまい未だに経営不振に陥っている大塚家具ですが、大塚久美子社長もスキルはあってもセンスがなくて、特に従業員/お客さんの気持ちを想像する力が欠如しているのではないか思います。

私の父も昔は大塚家具の顧客でしたが、大塚久美子社長になってから、何一つ連絡なく、お客さんを大切にする気持ちがないとご立腹で、二度と大塚家具で家具は買わないと言ってました。大塚家具にとって、昔築き上げた顧客との関係性は非常に重要な資産なのに、それを無視してニトリやIKEAと張り合おうとする低~中価格帯の家具に力を入れていくなんて方針を発表してしまうと、高級家具としての信頼性から大塚家具で家具を買った昔の顧客は離れていってしまうし、二度と大塚家具で買おうとは思わないでしょうね。低~中価格帯の家具もやるのであれば、別に子会社を立ち上げるかサブブランドでやるべきだったと思います。昔からのお客さんの気持ちを想像する能力があれば、もう少し違ったやり方があったのではないかと思います。

 

<イノベーションは進歩ではない>

本の中で、楠木さんは、イノベーションと進歩(Progress)は全く異なる概念だと言っています。例えば、スマホがますます軽くなる、画面が有機ELになる、カメラの性能がアップする等は全て技術の進歩ですが、イノベーションではなりません。イノベーションの本質は、「非連続性」にあり、スマホの機能アップは、今の延長線上に何かを進歩させているだけで、「連続的に」価値が向上しているだけとのこと。

こう考えると、2007年にiPhoneを発売してイノベーションを起こしたappleは、ジョブズが生きている間は、iPadやApple Watch(ジョブズが生きている時に患者と医療の架け橋となるデバイスとしてApple Watchの開発を推進したと言われているそうです)等非連続なものを出しましたが、それ以降、連続的に価値を向上させる製品しか出していないような気がします。改めて、スティーブ・ジョブズという天才が若くして亡くなってしまったことが人類の損失だったことを思い知らされます。

 

<「過剰英語」への過剰対応>

私が大学院に通っていた時、ゼミの先生との会話の中で、グローバル人材とはなんぞや、という話題を議論したことがありました。多くの日本企業が優秀なグローバル人材を採用したいと言っていますが、そのように言っている採用担当者でさえも「じゃあグローバル人材ってなんですか?」と質問されたら答えられない人もいるのではないかと思います。

当時、私と先生の議論では、世界どこで仕事をしても一緒に仕事する人のレベルに合わせて自分の対応を変えることが出来る人なのではないかとの結論になりました。つまり、英語がネイティブなアメリカ人やイギリス人が、ノンネイティブな仕事相手に対して、気遣いせず早口で難しい単語を連発しながらコミュニケーションしてきたら、その人はいくら英語が上手でもグローバル人材とは言えないのではないか、というものでした。

楠木さんもこの本の中で、ほぼ同じようなことを言っていて、グローバル化が進むと、「とにかく英語力!」とばかりに、英語に対する構えの過剰やその裏返しとしてのマニアックな英語習得の努力が、かえってグローバル化を困難にしているのではないか、そしてグローバル化に求められるコミュニケーション・スキルは、英語力ではなく、下手くそな英語でもコミュニケーションがうまくいくこと、一緒に仕事出来ること、仕事をして成果を出すことが目的なのであって、英語力をあげることではない、と言っています。まさに私が大学院に通っていた時に先生と議論し、出した結論と同じことを言っています。

 

上記以外にも、「大学生が選ぶ就職人気企業ランキング=ラーメンを食べたことのない人による人気ラーメン店ランキング」、「オリンピックの成績を戦略論にこじつけて考える」等、読みやすくて面白いトピックがたくさんありますので(3-4時間で読み終ります)、ぜひ機会があればご一読下さい。

 

運気を磨く~心を浄化する三つの技法~ 田坂 広志

今日は祝日で株式市場がお休みなので、過去に読んだお勧めの本を紹介します。

■運気を磨く~心を浄化する三つの技法~ 田坂 広志 (著)

運気というと説明不可能なカルトチックな印象を受ける方もいるかもしれませんが、本の冒頭にも書かれていますが、田坂さんは、東京大学の工学部で長く研究者の道を歩み、科学的教育を受けた方であり、何かの宗教団体に属したり、オカルト的なものを信じている方でもありません。そのようなバックグラウンドの方が、運気を磨くために大切なことを語っている非常に為になる本です。

 

<無意識の世界を「ポジティブな想念」で満たす>

運気を磨くには、意識の世界だけでなく無意識の世界もポジティブな想念で満たすことが大切とのこと。

物事を前向きに捉える考え方としてポジティブシンキングが大切とよく言われますが、田坂さんが言うには、意識上でポジティブに考えても、既に無意識の世界には、数多くのネガティブな想念が蓄積しており、これらを消さない限り、ポジティブな想念が打ち消されてしまうとのこと。また意識上でポジティブに考えれば考えるほど、無意識に「本当に大丈夫かな?、本当は出来ないんじゃないかな?」とネガティブな想念が浮かんでしまいがちです。これに当てはまらないのが”無邪気な子供”で、子どもに将来なりたいものを聞いても宇宙飛行士とかプロ野球選手とか答えますが、その時に心の中で、「本当になれるかな?」などとは思いません。それが大人になるにつれ、”分別”を身に着けてしまい、無意識にネガティブな想念が浮かぶようになってしまうのです。

そんな大人が、無意識の世界からネガティブな想念を消しさる方法として、田坂さんが紹介しているのが以下の技法です。「根本的な心の姿勢の転換」によって、無意識の世界から自然にネガティブな想念が消えていくというものです。 

 

1.人生の習慣を改める

まず、下記3つの習慣により、無意識の世界に存在する様々なネガティブな想念を「浄化」していく。

①自然の中に身を浸すこと。

「独り、静かに、自然に正対し身を委ねる」ことで、我々の心は無条件に、癒され、浄化されていく。 

②ネガティブな日常言葉を使わない、ポジティブな日常言葉を使う。

ポイントは”日常言葉”で、無意識に使う日常言葉は、恐ろしいほど無意識の世界に浸透していく。ネガティブな言葉として、例えば、「駄目だ」、「酷い」、「最低だ」といった、物事を強く、感情的に否定する言葉は、日常生活において、出来るだけ使うべきではない。また他人を非難し否定する言葉は、自分に戻ってくる。例えば、「あいつは駄目な奴だ」とか「あの人は、絶対失敗する」、「あんな人間は、必ず酷いことになる」といった誰かを厳しく否定する言葉は、無意識の世界では、主語の部分が消え、「駄目な奴」、「失敗する」、「酷いことになる」といった述語の部分が、自分に戻ってくる。逆に、ポジティブな言葉としては、「三つの感」の言葉、つまり、”感嘆”、”感謝”、”感動”が大切。但し、うわべだけのものではなく”心を込めて”、”思いを込めて”でなければ意味がない。

③生活や仕事の中の人間関係において、摩擦や葛藤、反目、衝突がある人と”心の中で”一人一人と和解していく

心の中で、一人一人思い浮かべ、「有難うございます」と感謝の言葉をつぶやき、心の中で和解していくだけだが、これを実践することで、不思議なほど我々の心は癒され、無意識の世界は浄化されていく。

 

2.人生の解釈を変える

次に、次の5つの段階を経て、人生の解釈を変えていく。

①自分の人生には、 自分が思っている以上に多くの成功体験があることに気づき、その成功体験を一つ一つ棚卸することで、その時のポジティブな感覚を思い起こす。我々は、人生を振り返る時に「成功したこと」よりも「失敗したこと」に目が向く、気持ちが向かってしまう傾向がある。それが我々の心の中にネガティブな想念が生まれてしまう大きな原因になっているため、ささやかな成功体験の棚卸しを丹念に行っていくだけで、我々の想念は、少しづつポジティブになっていく。

自分は運が強い人間であることに気がづく。運の強い人間とは、「自分は運が強い」と信じている人間。

(運に関する有名なエピソードで、松下幸之助が、面接採用の際の質問で運が良いかと聞いて、運が悪いと答えた人はどんなに優秀な人でも採用しなかったというものがあります。ちなみに、私は、このエピソードがなんとなく印象に残っていて、今の奥さんと付き合っている時に、奥さんが何気なく「私って昔から運が良いんだよね」と言ったのを聞いて結婚しようと決めました。)

幸運は、不幸な出来事の姿をしてやってくる。不運に見えることが起こった時も、運が良かったことに気付くべき。

(私も自分の過去の経験を振り返ると、嫌だなと思っていた出来事がその後の人生の転換点となり、結果、状況が良くなった経験があるので、これはまさにその通りだなと思います。)

④自分に与えられた「幸福な人生」に”感謝”する。自分の力でこの人生を切り拓いたのだなどと勘違いせず、力を貸してくれた人への感謝の想念、その人々との出会いを導いてくれた大いなる何かへの感謝への想念は、感謝は全てを癒すという言葉の通り、心の中の不安感や恐怖心といったネガティブな想念を消していく。

⑤究極の成功体験に気づく、つまり「そもそも、こうして””生きている”ことが、有り難い」という点に気付くこと。『人は必ず死ぬ。人生は一度しかない。人はいつ死ぬか分からない』、このことを理解するならば今日という一日を与えられ、生きていること、その奇跡のような命の有り難さに気がつく。

 

3.人生の覚悟を定める

最後に、以下の”五つの覚悟”を定めた技法により人生観を体得していく。

自分の人生は大いなる何かに導かれている、と信じる

人生で起こることは全て深い意味がある、と考える(=究極の解釈力)

人生における問題はすべて自分に原因がある、と引き受ける(=他責の姿勢は他者へのネガティブな想念が生まれてしまう)

大いなる何かが、自分を育てようとしている、と受け止める。逆境とは「成長の最高の機会」であり、「脱皮と飛躍の好機」でもある。

逆境を超えるために必要な叡智は、すべて、必ず、「大いなる何か」が与えてくれる

、と思い定める

 

ひとたび、上記5つの覚悟を定めたならば、もはや人生においてネガティブな出来事というものはなくなり、不思議なほど我々の人生は導かれる。そして永い年月をかけて人生を歩み、「必要なとき、必要な配剤が与えられる」ということが日常の出来事として感じられるようになった時には、もはや「よい運気を引き寄せる」ことを考える必要もなくなり、”運気”という言葉を意識する必要もない境涯がやってくる。つまり、人生で起こることは全て良きこと、だと坂田さんは言っています。

 

<絶対肯定>

つまり、この本で坂田さんが述べているのは、本来我々の人生においては、「ネガティブな想念」も「ネガティブなもの」も「不運な出来事」も無い、という”全肯定”の思想、すなわち以下の”絶対肯定”の思想なのです。

  • 本来、我々の人生においては、否定的なもの、ネガティブなものは一切ない
  • 人生で与えられるすべての出来事や出会いは、それがどれほど否定的に見えるものであっても、我々の心の成長や魂の成長という意味で、必ず深い意味を持つ

つまり

我々の人生においては、本来、「良い運気」も「悪い運気」もない

ということなのです。運気というものの本質に迫れば迫るほど、あたかも蜃気楼のように、その言葉そのものが消えていくことに気がつくのです。我々が求めているものは、良い運気を引き寄せることではなく、人生を拓くことなのです。つまり人生を拓くために我々が為すべきことは、ただ「心を磨く」こと、「心を磨き続ける」ことなのです。

 

この本のタイトルは運気を磨くとなっていますが、結局は、自分の心を磨き続けることが大事ということです。自分のプライベート、仕事、人とのかかわり方等、自分を振り返るいいきっかけになると思います。

 

 

KDDI(9433)の株価下落が止まらない

週末は株式市場がお休みなので、先週頻繁に取り上げられていた携帯料引き下げの件で感じていることを書かせて頂きます。

 

■ KDDI(9433)の株価下落が止まらない

先週月曜に損切りしたKDDIですが、私が売った後も株価は下落し続けています。

金曜日も菅総理が、武田総務大臣を呼んで、携帯料金の引き下げを指示したとのニュースが流れてましたが、携帯キャリアは狙い撃ちされているようで、ちょっと気の毒です。

電波は国のものだから携帯料金はもっと安くすべきなんてことを言っている人もいますが、携帯基地局への投資は国が負担しているわけではなく、各キャリアが自社で設備投資をして保守メンテもやっているわけで、その分の投資を携帯料金から回収するので高くなるのは仕方ないのではないかと個人的には思います。

 

■ 武田大臣の発言 

菅総理との会談の後の武田大臣の記者会見は、高い携帯料金を払っている消費者のための正義の味方アピールに見えて、あまり気持ちのいいものではありませんでした。

武田大臣の発言は、以下の通りですが、

  1. 100%やる。出来る出来ないでなく、やるかやらないかの話
  2. 1割じゃ改革にならない
  3. 健全な競争市場原理を導入する
  4. ドイツ・フランスは70%下げているのだからやればできる

この発言を聞いて私が感じたことは以下の通りです。

1、2➡やるかやらないか、やるにしてもどの程度の値下げをするか決めるのは、3大キャリアの経営陣がそれぞれが判断することで、大臣が決めることではない。権力の乱用に感じる。

3➡格安スマホもあるんですけど。。。

4➡それぞれの国で競争条件や経営環境が異なると思うのですが、、、やればできるって昭和的な精神論でやれば出来るとか言われても。。。もう少しロジカルに出来ると考える理由を説明して欲しいものです。

 

■ 健全な競争市場原理の導入? 

そんなに3大キャリアの携帯料金に不満があれば格安スマホという選択肢もあるわけで、健全な競争市場原理がない状況とは言えないと思うのですが。。。私はかつてauだったのですが、3年前に格安スマホに買えました。携帯料金は1/3になりましたが、品質・サービスレベルは何も変わりません。

 

■ 年間約10万円の節約

奥さんも一緒に格安スマホに変えたので、毎月6,500円×2人=13,000円だった携帯料金が、今では毎月2,000円×2人=4,000円になったので、毎月9,000円の節約です。年間にすると108,000円なのでかなりの金額です。

国民に選択肢がないからという理由での値下げ要求なら分かるのですが、3大キャリアの信頼性とか安心感、ステータスを求めるユーザーが格安スマホではなく、好きでその金額のサービスを選んでいるのだから国がとやかく言うことではないというのが個人的な意見です。

 

■ 傲慢経営のツケ ?

とは言うものの、今まで料金プランをわざと複雑にして分かりにくくしたり、有料のオプションをデフォルトでつけたり、都合の悪いことは超小さい文字で注記にしていたり、意味がよくわからない2年周期でしか違約金無しで解約できない2年縛りなど、消費者から少しでもお金を巻き上げようとしてきた携帯キャリアの姿勢にも問題があったも思うので、自業自得な気も若干します。

 

まあ、私は格安スマホを使い続けるので正直値下げしてもしなくてもどちらでもいいですが、とりあえず早めに損切りして損失を少なく済ませることが出来たので良かったです。

 

 

株式投資 週末振り返り:9/14週 モーサテ専門家予想結果(5勝0敗)

週末は株式市場がお休みなので、今週一週間のモーサテ専門家予想の結果をまとめながら一週間の日経平均の動きを振り返ってみました。 

■ モーサテ専門家予想 結果:5勝0敗

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今週のモーサテ専門家予想は、5勝0敗でした( ※アナリストの右側の(  )は、記録を付け始めた20年5月7日以降の成績)。

 

月曜:和キャピタル 村松さん 当たり(3勝2敗)

今週米国では、TikTokの売却期限、ファーウェイへの規制強化、Apple新製品発表会、FOMC等と材料盛沢山の中、注目は足元のハイテク株の調整が今週終了するのかどうか。日本では、菅新総理誕生のご祝儀買いのムードがあるものの週後半は4連休を前に少しダレるとの予想。結果は、ご祝儀買いというよりも菅銘柄の旧電電関連企業の株価はあがるもの、携帯料金引き下げで狙い撃ちされた携帯キャリアの株価が下がるといった感じで、4連休前の金曜もあまり下げませんでした。

 

火曜:三菱UFJモルガン・スタンレー証券 藤戸さん 当たり(2勝1敗)

今までの上昇ピッチがかなり速かったこと、また若干円高傾向にあることから、利益確定売りが出そうとのこと。但し、菅政権への期待、及び9月末の配当取りもあるので底堅い動きになりそうとの予想。

結果は、利益確定売りが優勢で予想通りの展開。9月末の配当取りにはちょっと早かったのかあまり買いの要因にはならなかったようです。

 

水曜:智剣・Oskarグループ 大川さん 当たり(2勝0敗)

FOMCの思惑もあってドル安円高が継続。最近の日本株の見直し買いから下値自体は限定されそうだか、円高が重しとなって上値も重く、身動きとりにくい状況になるとの予想。結果は、その通りの展開で見事正解。


木曜:岡三証券 松本さん 当たり(3勝1敗)

米国株は安定していたものの、円高傾向がマイナス要因、かつ先週から続いている政治への期待が材料出尽くしの動きが続くとの予想。結果は、予想通りの展開で見事正解。

 

金曜:大和証券 壁谷さん 当たり(2勝4敗)

勝率がイマイチの壁谷さんの予想が当たりました!なんか嬉しいです。

昨夜の米国株の下落と円高進行を受けて、寄り付きでやや下げた後、4連休前の様子見でもみ合いの展開になるとの予想で、結果はそのものずばりの動きとなりました。

 

 

今週末は4連休なので、しっかり休んで、英気を養って来週の相場に備えます!

 

 

株式投資 94日目:マークラインズ(3901)も私が保有していないと上がります

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■ 今日の日経平均株価

昨夜の米国株はNYダウ、NASDAQともに下落したので、東京市場もそれを受け下落するかと思いきや、下がっても買戻しが入って揉み合いの展開で昨日終値とほとんど変わらず。

明日からの4連休なので、金額は小さくても利益を確保しておこうという利食いが出て、下げ続けると思ったのですが、下がりませんでした。相場予想は難しいです。。

 

■ 本日の取引 &保有株動向

今日も取引せず様子見。

<マークラインズ(3901)>

日経平均は揉み合いの展開でしたが、私が注目している銘柄のマークラインズは、大きく上げて前日比+146円(+6.61%)の2,356円。いつも私が保有していない時に限って上がっている気がします。。。信じてホールドし続けないからこういう時に恩恵にあずかれないのですね。。。

でも、なんで今日株価が上がったのかがよくわかりません。理由が分かればある程度再現性があるので、タイミングを見て購入するのですが、理由がわからないと何を決めてに買えばいいのかわかりません。

私のインチキValuationだと理論株価は、PL/BSベースだと700円弱、成長性を織り込んだDCFでも1,800円弱と現在の株価はそれよりもはるかに高いので、また2,000円くらいまで下がってきたとしても買うかどうか迷います。事業内容は将来性あって魅力的だとは思うのですが。。。

あとは、この会社を応援したいという気持ちになるかどうかですかね。

 

 

■ 20年9月18日(金)時点 保有資産13,290,125円(+1,290,125円) 

保有株式 評価損益合計:-円(ー%)

 

 

株式投資 93日目:あさひ(3333)売ると上がるといういつものパターンです

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■ 今日の日経平均株価

昨夜の米国株は、FOMC後の記者会見でパウエルFRB議長が追加の金融緩和に慎重な姿勢をみせたことで、失望売りが出てパッとしない感じ。

東京市場もこのパッとしない流れを受け、1㌦=104円台まで円高が進んだこともあり、輸出関連企業の売りも下落要因だったようです。

 

■ 本日の取引 &保有株動向

今日も取引せず様子見。

今週初めに売却したあさひ(3333)が2日連続で上昇。特に今日は、終値1,941円の前日比+100円と+5.43%の上昇。1,941円で売ったので、あれから150円も上昇しています。が、なんで上がっているのかがよくわかりません。

俺が売ると上がるといういつものパターンです。でもここで我慢できずまた買ってしまうと、下がり始め高値掴みしてしまう気がするので、1,700円まで下がってくるまで待とうと思います。

今週末は4連休なので、明日も我慢して様子見で今週は終わろうと思います。

 

■ 20年9月17日(木)時点 保有資産13,290,125円(+1,290,125円) 

保有株式 評価損益合計:-円(ー%)

 

 

株式投資 92日目:パーク24 無配のみならず株主優待も中止を決定

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■ 今日の日経平均株価

米国株は、ハイテク株関連でNASDAQが上昇。東京市場も半導体関連が上昇し、以前損切りして大損したレーザーテックが昨日に続き、大幅上昇(終値8,940円、前日比+650円[+7.84%] )。一方、為替が円高傾向になること、今晩のFOMCの結果やFRB議長が記者会見があることから様子見で上値も重く、ほぼ前日同様の終値となった。

 

■ 本日の取引 &保有株動向

今日も取引せず様子見。

以前、購入した日の大引け後に無配発表となり、翌日大幅下落となりたった1日で損切りした苦い思い出のパーク24ですが、昨日20年10月期の3Qの決算発表がありました。今回の決算発表内容も赤字幅が拡大する厳しい内容。駐車場の無料券(タイムズチケット)の株主優待もあるので、タイミングをみて再度購入したいなと思っていたのですが、、、

 

以下、パーク24の20年10月期3Qの決算説明資料からの抜粋です。

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  • 売上高は2,004億円、営業損失118億円、経常損失128億円とかなり厳しい状況。。。 

 

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  • コロナ影響がまだ顕在化する前の1Q(19年11月-20年1月)は好調だったものの、2Q(20年2-4月)から赤字、3Q(20年5-7月)は赤字幅が拡大。
  • この様子では、4Q(20年8-10月)はかなり酷い結果になりそうです。

 

決算発表と合わせて、なんと以下の通り、20年10月期の株主優待が中止になることも発表。。。

 「新型コロナウイルス感染症の拡大等による当社グループにおける経営状況を踏まえ、(中略)2020年10月期の業績予想を修正し、修正業績予想においては当社株式上場来初の当期純損失となる見込みであることから、当期の配当予想も無配とさせていただきました。このような経営状況を鑑み、株主の皆様への公平な利益還元のあり方という観点から株主優待制度の継続について慎重に検討を重ねました結果、誠に遺憾ながら 2020年10月末を基準日とする株主優待制度を中止することといたしました」

私は、株主優待には基本的には否定的(輸送費等のコストや手間暇考えたらその分配当に回して欲しい)なのですが、B to Cの企業であれば、自社製品・サービスを試しに使ってもらうマーケティングの要素もあるので、いいのではないかと思っています。

クオカードを配ってましたという会社が株主優待を止めるというのであれば賛成ですが、パーク24は減配ならまだしも無配にしたあげく、さらに唯一の魅力となっていたタイムズチケットまで中止にされては、もう二度とこの会社の株は買うことはない気がします。 

 

■ 20年9月16日(水)時点 保有資産13,290,125円(+1,290,125円) 

保有株式 評価損益合計:-円(ー%)

 

 

株式投資 91日目:義弟が米国株を始めてました、、、バブルです。

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■ 今日の日経平均株価

昨夜の米国株は上げたものの、東京市場は利益確定売りが優勢で下落。最近、本当に米国株と日本株の相関が弱くなっています。

米国株と言えば、先日、久しぶりに義理の弟と会ったのですが、今まで株式投資の話なんてしたことなかったのですが、バフェット太郎さんとかたぱぞうさんに影響されて、最近米国株を買い始めたそうです。。。。これはまさにピーター・リンチのカクテル・パーティー理論の典型的な例です。米国株は、大統領選挙までは何とか株高を維持するかもしれませんが、崩壊が近づいてきているような気がします。

ちなみに31日目(6/18)のブログで紹介した私の姉が興味を示したレーザーテックですが、7/10に11,750円の高値をつけた後、下落し始め、更に1か月後の8/11には7,810円と高値から33%下落しました。

 

■ 本日の取引 &保有株動向

今週は4連休を前に売りが優勢になりそうなので、取引はせず様子見することに。

私が様子見する時は、あまり株価が下落することがなく、もみ合いか上昇することが多いのですが、今週はどうなるでしょうか。保有株がないと寄付きも安心して観てられますが、ワクワク・ドキドキ感もないので、ちょっと物足りなかったりもします。禁断症状で明日とか明後日に買ってしまわないように気をつけます。

 

■ 20年9月15日(火)時点 保有資産13,290,125円(+1,290,125円) 

保有株式 評価損益合計:-円(ー%)

 

 

株式投資 90日目:市場環境の悪化が予想される業界の会社の株は、、、

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■ 今日の日経平均株価

先週末の米国株は、NYダウは反発したものの、NASDAQは続落。

その流れで今日の東京市場もハイテク株はイマイチでしたが、菅さんが自民党次期総裁になることがほぼ確実ということで、アベノミクス路線継続歓迎の買い、またソフトバンクグループが、2016年に約3.4兆円で買収したArmを4.2兆円で売却(なんと8,000億円の売却益!)することを発表したことで、ソフトバンクの株価が大幅上昇したこともあり日経平均は上昇。

 

■ 本日の取引 &保有株動向

<エレコム(6750)>

先週一週間スカッとしないなんかいやらしい動きをし続けたので、売ってしまうことに。先週金曜日に売れ残った700株を4,940円で売却。6万円ほど儲かったし、結果オーライで良かったです。 

 

<あさひ(3333)>

こちらも、先週からいやらしい動きだったので、今日一旦利食いすることにし、1,791円で利食いし、少額ながらも2万円弱の利食い。明日以降、また1,700円以下になったら買おうと思っているので、下落するのを待ちます。

 

<KDDI(9433)>

今日も寄付きで下げて始まり、その後どんどん下がり続け、一時前日比-100円を超える場面もあり、菅総理誕生の前に処分してしまうことを決断。400株全部を2,816円で売却し、8万円弱の損切りとなってしまいました。エレコムとあさひの利益がほぼなくなってしまいました。。。先週末の時点で見切って売っておくべきでした。

 

企業分析してても感じることですが、どんなに競争優位性がある企業でも、市場が伸びていなければどんなに頑張っても限界があります。逆にたいして競争優位性がなくても、市場が劇的に伸びていれば、たいした成長はなくとも、その会社自体は伸びるということもあるはずです。

株も一緒で、どんなにいい銘柄でも、市場環境の悪化が予想されれば、投資家は嫌気して売ってしまい、株価は下落するということだと思います。菅総理が誕生すれば、通信会社を取り巻く環境は、(実際にどうるなるかは置いておいて)悪くなるだろうと感じてしまう投資家が多いと思うので、そういう銘柄を買ってしまったのは失敗でした。

あと、ボリンジャーバンドはやっぱり逆張りで使っちゃダメですね。今回のKDDIもそろそろ反転するだろうという都合のいい解釈で買ってしまったのも失敗でした。その時点のバンドまで下落しているだけで、そのまま下落し続ければバンドも一緒に下降するので、逆張りで使用しておけば良かったというのは、あくまで後で振り返った場合だけしか通用しない活用方法だと痛感しました。

 

■ 20年9月14日(月)時点 保有資産13,274,706円(+1,274,706円) 

保有株式 評価損益合計:-円(ー%)

 

 

株ではありませんが、アルキデスヒラタクワガタを購入しました

週末は株式市場がお休みなので、投資とは関係ないのですが、先日衝動買いしたクワガタの話を。。。

 

■ アルキデスヒラタクワガタ(長歯)

インドネシアのスマトラ島に生息する超大型のクワガタなのですが、先日カブトムシ・クワガタ専門店を訪問した際に、一目惚れしてしまい衝動買いしてしまいました。

もともと夏休み中に近所の公園で捕まえたノコギリクワガタが卵を産んだので金曜日の夜に仕事が終わってから幼虫用の土とケースを購入しに行ったのですが、店内をウロウロしていた際に、偶然目に入ってきたのがこのアルキデスヒラタでした。

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<値段>

値段はペアで2,500円で、国産のオオクワガタが相場10,000円前後なので比較すると非常にお手頃な価格でした。この値段も騒動買いの要因の一つでした。

<大きさ>

個体差はあるもののオスの体長は、オオクワガタよりも大きく、私が購入したものは80㎜もあり、非常に大きくインパクトがあります。

一方メスは、非常に小さく、30mmほど。クワガタ初心者なので、正直メスの形は全部同じに見えます。専門家の人は種類を見分けることが出来てスゴイですね。

<性格>

家に買ってきてから知ったのですが、オスの性格が非常に攻撃的で、割り箸でツンツンしたら暴れまくり、ものすごい力で割り箸を角で挟んできました。

うちは小さい子供がいるので、指を挟まれないようにくれぐれも注意するように言いましたが、ちょっと心配です。

大人でも指を挟まれると、場合によっては出血することもあるらしいので要注意です。

ちなみに、オオクワガタは、性格は非常に温厚で臆病とのこと。似たような形なのに性格は全然違うんですね。

<食欲>

常にゼリーを食べています。めちゃくちゃ大食いです。

<寿命>

お店の方に聞いたところ、1年~1年半が寿命らしいです。

但し、お店に並んでいる個体は、いつ生まれたものかが分からないので、購入してからあとどのくらい生きるかはなんとも言えません、とのこと。

ちなみに長生きするクワガタは、国産の平べったいクワガタだそうです。ヒラタクワガタは平べったいからヒラタクワガタというらしいのですが、今回購入したアルキデスヒラタもヒラタクワガタの一種です。しかし、原産国は南国のインドネシアなので、南国のクワガタは平べったいものでも越冬は出来ないそうです。

 

以上、写真を見て興味を持った方へのご参考まで。

 

※ 外国産カブトムシ、クワガタの放虫問題

私が子供の頃は図鑑の中だけの存在だった外国産のカブトムシ・クワガタが、90年代に植物防疫法の改正あり、外国産カブトムシ・クワガタを輸入可能となり、ペットショップで購入出来るようになりました。

今回のアルキデスヒラタもその法改正のおかげで購入出来たのですが、中には購入した後に、「飽きてしまった」、「逃げてしまった」等の理由、もしくは「無責任なペットショップの意図的な在庫処分としての放虫」等により野外に放たれてしまうことがあり、従来の日本のカブトムシ、クワガタの生態系を壊してしまう問題が起きているそうです。

私は今回購入したアルキデスヒラタは、衝動買いではありますが、死ぬまで責任持って飼育します。購入する人は、責任感持って最後まで面倒見る覚悟を持って購入するようにしましょう。一度壊れた生態系は、二度と元通りにはなりません。

 

■ 1990年代のクワガタブーム

このブログは投資ブログなので、最後にそれっぽい話を一つ。

私も記憶に残っているのですが、90年代にオオクワガタがブームになったことがありました。

臆病な性格なので、なかなか人前に現れず希少性があり、黒いダイヤなどと言われ、大きいサイズのものは価格が超高騰しました。

中には100万円以上の値段で取引されるものもあり、一番高額なものでは80mmの雄のオオクワガタに1,000万円の値段が付いたこともあったそうです。

現在、1万円前後で売買されていることを考えると明らかにバブルです。

17世紀のオランダのチューリップ・バブル同様、いつの時代、どこの場所でも、ブームに便乗して金儲けをしようとする人間の本質は不変のようです。

 

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